【今日のおつかれデマくま】 八路軍とはなにか? ゲリラとはなにか? 彼らは「不法交戦者」たる「便衣兵」なのか? 2021.3.16
メコンの旅人 @mekonnotabibito七年前に亡くなられた召集されて中支で兵役に着いた人の体験談では、初年兵は上官から中国人捕虜に銃剣で突くように命令されたり、この世に未練を残さずに戦死できるように慰安所の利用を強制されたらしい。歴史修正主義者が言うように凶暴な日本軍が南京でだけ品行方正だったとは思えない。 https://t.co/XWWjDgQFhc
https://twitter.com/mekonnotabibito/status/1370915711053262849
八路軍(共産匪)、匪賊、その他の便衣の兵ならば不法交戦者(ゲリラ、テロリスト)として扱われ、当時は戦闘で捕らえても捕虜とせずに処断しても違法とは言えなかったですし、
銃剣が装備されていることからも、刺突は当たり前の攻撃方法であり、だから残虐だとは言えないわけです。#南京事件https://twitter.com/otsukaikumasan/status/1371668027062677507
この歴史否認ネット右翼「おつかいくまさん」の無知は止まる所を知らない。
前線部隊の一存で中国人捕虜を銃剣で突いて殺害するのは「俘虜は敵国政府の権内に属し、之を捕獲したる個人又は軍団の権内に属することなし。俘虜は博愛の心を以て之を取扱ふべきものとす…」というハーグ陸戦則第4条に反する戦争犯罪である。
https://www.digital.archives.go.jp/das/image/F0000000000000018884
どうして八路軍が「不法交戦者」なのだろうか。急ほ迫不正の侵略者に対して人民が武装組織に加わって抵抗するの不法でもなんでもない。正規兵であろうがなかろうが、また軍服をきていようがいまうが、それは人民の「自衛権」の行使であり、また不法な支配者(占領者)の圧制に対する「抵抗権」=「革命権」の発動である。
どうやら無知な「おつかいくまさん」はゲリラとは軍服を着ない「便衣兵」であると信じていて、中国北部の共産党軍=八路軍が「ゲリラ」闘争をしたと聞くと、八路軍が制服を着ないで戦ったと、つまり農民の服装をして農民に紛れて帝国日本軍を狙撃しと思い込み、だから「不法交戦者」であって捕虜として保護される権利がないと言いたいらしいが、これは事実に反する。
「ゲリラ」とは予め攻撃する敵を定めず、戦線外において小規模な部隊を運用して、臨機応変に奇襲、待ち伏せ、後方支援の破壊といった、攪乱や攻撃を行う戦法、またはその戦法が用いられた戦闘を指す。小回りの聞く神出鬼没な戦い方を「ゲリラ」というのであって、そういう戦い方をしているなら、制服を着ていてもいなくてもその武装組織および武装闘争は「ゲリラ」なのだ。
1808年からのスペイン独立戦争で、フランス軍による侵略に抵抗するスペインのゲリラや、
第二次ボーア戦争(1899~1902)におけるゲリラは私服を着ていたが、
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E5%85%AB%E8%B7%AF%E8%BB%8D
八路軍のゲリラは制服を着ていた。「八路軍」の正式名称は「中華民国国民革命軍第八路軍」という。帝国日本の中国全面侵略戦争の始まりを承けた1937年8月の第二次国共合作により、中華民国の正規軍である「国民革命軍」に合流し、その「第八路軍」となって以降の中国北部の共産党軍のことを通称して「八路軍」と呼ぶ。
したがって「八路軍」は制服を着た正規兵であり、ハーグ陸戦規則第一条に照らしても正当な交戦者である。彼らには捕虜になった際に人道的な取り扱いを受ける権利を含む一切の戦闘の法規および権利·義務が適用される。彼らをを捕虜にした後、殺害するのは戦争犯罪である。
https://www.digital.archives.go.jp/das/image/F0000000000000018884